株式
株価は見るな出来高を見ろ

本日の日経平均は564円高の33,753円と大幅高。TOPIXは先月の29日につけたザラ場高音すらも超えて大引。29日につけた高値は抜けられないと思っていたが あっさりと抜けたのは想定外だった。
今、一番気にしている売買代金が3兆4000億円と大幅に激減。月末月初は売買代金が増える傾向にあるがここまで減っていて高値を抜けたのは空売りが減っている というのが一番納得のいく回答だと思う。それが証拠に本日の空売り比率は39.1%と節目の40%を下回っている。 一日の値動きを取っても寄り付き間際に買いが入って上昇してからは後場はヨコヨコ。6月中旬から後半にかけて大商いで乱高下した水準、 33000円台後半を今の出来高でキープするのは正直難しい。今日はイレギュラーなノイズと見ておくのが無難だと思う。 仮に34000円を抜けてグイグイ上に行きたかったら売買代金が必須という考えは全く変わっていないので明日以降の売買代金にも注視したい。
余談だけど2012年のアベノミクス以降、日経平均だけが暴走する相場をよく見るようになったが暴走した後は数年間レンジ相場を繰り返して、その後たった3ヶ月ほどで 30%ほど上げレンジが変わる相場が見られる。 最近よく言う日経平均4万円説があるが2015年に2万円を超えた時に3万円と騒がれる時期があったが達成に6年かかった。 そう簡単に行くものではないという事。