日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

月初の上げが余計

本日の日経平均は330円安の33,422円と反落。第一三共、1銘柄で60円以上下げたのがTOPIX以上に日経を押し下げた格好。 日々注目している売買代金は3兆3000億と大幅減。昨日はNY市場が半日取引に加え本日が休みなのだから当然といえば当然だが先週あたりから 売買代金が減ってきてい東京市場ではNYが休場では無くても出来高は減っていた可能性は高い。

既に日経平均は33000円の水準に終値ベースで13営業日行ったり来たりの往来相場を続けている。 その間の売買代金は有に50兆円を超えている。50兆円もの売買代金が出来た水準を日々、出来高が少なくエネルギー減で 買い上がるのは無理がある。また、13営業日も上がらないと判断すれば投機筋はキッカケ一つで利益確定売りに入る。

先週の水曜日の午後から始まった日経平均の謎上げが調整を長引かせる事になってしまった。 どんなバブルであれ相場なので必ずあるのは調整。調整らしい調整をせずに下手に値を保ったりするとかえって逆効果。 今の相場、肌感覚や本能的に少し下がると押し目買いが入ってきて33000円を値固めしている様に見えるだけで 中身はヘッジファンド(特にCTA)と呼ばれる投機筋が先物を買い上がっているだけであって本能的に下がらないと考えるのは危険。 CTAは先物順張り投機家であって「買うから上がる、上がるから買う」だけで先物を買い上がっているだけであり「上げが止まった」と判断すれば 一気にポジションをクローズする傾向にある。 売ってはダメよりも買ってはダメの方が今の相場的確と考えておくべき。 当然、売りもリスクが高いが売り以上に現在の水準と需給状況、売買代金では買いの方がリスクが高い。 見るべきは値動きではなくて売買代金

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