株式
マーケットは夜動く

7月10日の日経平均は198円安の32,189円と5日続落。 売買代金も3兆7000億円ほどで本日はETFの分配金捻出売り第二弾7000億円が引けで出たが殆ど乱高下はなく平穏だった。
5日続落は2022年12月15日から2022年12月21日 以来で今年初の半年ぶり。仮に明日も下がったら2020年07月22日から2020年07月31日と3年ぶりにになる。 先物の手口をみると日経平均ミニ先物9月物が7月10日時点でネット証券ホボ全てが買い越しとなった。需給がとてつもなく悪化した証拠で前回から 指摘しているように群衆が押し目を買える時点で上げの勢いは無くなったという事は再度指摘しておきたい。上がる下がるの話ではなくエネルギーが無くなったという事。
ここからは、日経の力だけで上げる事も下げる事もできず今まで通りのNY頼みの日経に戻ると予想している。なぜならば売買代金が無いから。 既にND倍率は7月7日時点で0.96倍と絶対値比較でも6月21日には日経 - ダウ= -376.38 と世界に逆行してエネルギーを使いすぎた。 NYが暴騰しても横這い暴落すれば素直に暴落するいつもの日経に戻ると思うので日銀が動かない限り日経平均は日中の値動きやネタは無視しても良くマーケットは夜動きマーケットのトレンドは夜に決まる が再来するというシナリオが一番現実的でしょう。