株式
売買代金減少の後場から急落

19日の日経平均株価は朝方は小幅高で寄りついたものの寄り付き天井で下げ幅を拡大して一時は持ち直すものの後場寄りから急落。出来高は前営業日の5兆5000億円から大幅に減少したものの依然として高く3兆6000億円。日経平均が300円以上下がったにも関わらず値上がり銘柄数の方が多かった1日。
ここ1週間の相場を見ていると日経平均の出来高を伴った乱高下が続いている状態で高値での乱高下は相場の転換点と言われるが最近はテクニカルやファンダメンタルズを無視して暴力的な上を行なっているので必ずしも当てはまるわけではないが出来高を見る限りそれ相応に売りも出ている状況。
マザーズ指数に関しても今まで大人しかったが日経に追いつけとばかりに日足の大きい陽線が二日連続で見られる。循環物色とも言えるし最終投資家がマーケットへ参入したとも言えるし判断が難しい状況。
アメリカ株に関しても連日話題のマイクロソフトやアップル、NVIDIA、テスラなどの大型7銘柄だけで今年のS&P500やナスダックの上げを主導して小型は蚊帳の外という状況が日米共に続いている状況で果たしてどこまで強気を通せるだろうか。何らかの形で是正はされると思うが、いつ何がきっかけでというのが分からないしそれが分かればどれほど相場は楽だろうか。