日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

毒を食わば皿まで

7月13日の日経平均は475円高の32,419円と大幅反発。TOPIXは8日ぶりの反発。 売買代金は3兆2000億と早くも失速。しかも売買代金が減っている中の戻り。

朝方は小幅高だったが9時半から突然先物に買いが入ってきて押し目らしい押し目も作らず終日高値圏で推移。 ここまでは良いが問題は引け後にファーストリテイリングの決算が発表されたと同時に100円も先物ロスタイムに買われたがTOPIX先物は無反応。 先週より木曜日の引け後にファストリが決算発表するから注意と記載していたが先物の反応が想定以上。露骨すぎる。 ファストリが上方修正した金額が最終益で200億円。東証全体最終益30兆円強の0.06%ほど。年収300万円の人が2000円年収が増えたと大騒ぎ してるのと同じであり、これで日本を代表する指数で100円も吊り上げられたら仕手株と揶揄されるのも仕方がない。

今日まで既定路線だったが明日以降ファストリだけで相場を支えるのは無理なので売買代金が復活しない限りは上目線はやめた方が良い。 今日の売買代金を見る限り明日以降もSQに絡んだ売買を除いて実需の売買が戻ってくるとはとても思えない。 33000円以上で出来たシコリが短期間で解消して出来高が少ない中、上がっていくのは難しい話。 それと最近何らかしらの悪材料(不安材料)が出てこなくなったのも気になるし逆に不安。

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