日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

日本株のマザーマーケットはアメリカ株

7月18日の日経平均は102円高の32,493円と反発。 売買代金は3兆1,122億円と日々低下傾向。ただし値上がり銘柄数は1300を超えて日経が上がれば値上がりが増えるという 通常モードに戻りつつある。

7月末時点でファーストリテイリングの日経平均寄与度が11%を超えていればパッシブファンドから機械的な売りがファストリに出るというのが今話題だが、 本日時点は日経寄与度は11%を下回っているのと最終日までにうまく調整してきそうなので当日売りが出る事はなさそうだが。。 日経新聞は最終的には10%まで、しかも2年もかけるというので何ともカメみたいなスピード感と10%も残す時点で海外勢の先物でのお遊びは終わりそうにないが。

相場の先行きだが32000円付近では底堅くなってきたようにも感じる。というよりもNYがしっかりしているというのが最大の支え。 売買代金が減ってきているので32000円を割り込むにも33000円を超えるにもアメリカの力が必要になってきた事は間違いない。 ナスダックやS&P500ばかりに目が行きがちだが、これらは去年ダウと比べて下げ幅が大きかったが故にリバウンドも大きいが去年下げが小さかったNYダウのチャートを見ると半年間にわたり31500ドルから34500ドルのレンジを行ったり来たり。 値幅は約3000ドルで年間変動率は9%ほどでしかない。そんな事がいつまでも続くわけがないのでNYは秋までにはどらかに大きく動く。着目点は利上げの最終地点と睨んでいるのだが。。 NYが動いた時には経平均も大きく釣られるのはホボ間違いないが最近は日経に主体性があるが故にマザーマーケットであるアメリカ株の存在を忘れがちだが決してアメリカを無視してはいけない。 7月27日のFOMCでは利上げ確率は7月18日時点でFEDウォッチによれば96.7%まで迫っている。 最後の利上げがNYダウの上げか下げかのトリガーになるだろう。

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