日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

本丸はFOMC

7月19日の日経平均は405円安の32,490円と大幅反落。昨日の上げを綺麗に吐き出す形。 売買代金は2兆9,627億円と遂に大台の3兆円割れ。これで33000円は強烈な上値抵抗帯というのはホボ確実な格好となった。 更に5日線と25日線のサンドイッチ状態で売買代金が減っているのはビックイベントまでは膠着相場になることを物語っているかのよう。

ビックイベントというのは7月25日〜26日のFOMCと7月27日〜28日の金融政策決定会合。 FOMCでの0.25%利上げはFEDウォッチによれば7月20日時点で99.2%とホボ100%織り込んでる格好。 日銀は多分現状維持の見通し。全く根拠もなく総裁の何となく発言で何となく投資家が予想しているだけでしかない非常に厄介イベント。 日銀に関しては現状維持なら発表後上下に触れて相場のトレンドを作る事はないがFOMCに関しては今回が最後の利上げと予想されているだけに 最後の利上げで相場のトレンドを作ると思うので日銀以上に注意しなくてはならないイベント。

本日、発表された金額ベースの裁定残では買い残が8895億と大台の1兆円割れ。海外勢の先物売りが裁定売りを 誘発されているのがわかる。現実に海外勢は先物を6週連続売越しの格好。 しかし、海外勢が日本株を売ろうが買おうが今からはアメリカが動けばそれに釣られるだけなので今はFOMC強く意識したい。

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