これからも東証カジノで遊ぶ海外勢

7月28日の日経平均は131円安の32,444円と反落。売買代金は5兆7000億円と想定よりも大商い。 夜中の2時に日経の観測報道が流れてからと言うものの酷い値動き。全くの想定外だったのは 終日マイナス圏での乱高下だった事くらいでデマでまた海外勢が先物をおもちゃにして遊んでくる点は予想通りの展開だった。 当サイトの相場観では以前より金融政策決定会合はトレンド作るものではなくて乱高下させるネタと散々指摘してきた通り 日経先物は海外勢のおもちゃにされる為だけに存在していると言っても言い過ぎでは無い。 また、会合結果も玉虫色のどちらとでも取れる様な結果に余計、市場が疑心暗鬼になってしまった。
しかし、安値圏での乱高下は少々厄介な事になったと思う。 何が厄介かと言うと今日一日の値動きを見ると下ヒゲ陽線で大商いをやったと言う事が今後の値動きを 更に読みにくくした。6月にも33000円以上で5兆円を超える大商いをしてしまい、本日32000台前半でも5兆円を超える大商い。 日経平均が板挟みになってしまった。NYがもっともっと大きく動く他この板挟みから抜け出せそうにない。
昨日の夜間の日経新聞のリークだけで日経平均先物がこれだけ乱高下するのなら次回9月は更にYCC修正を行う可能性が高くなるので 次回は政策変更がない限り結果よりも事前のデマニュースの方が乱高下が大きくなる事が予想される。2016年のイギリスEU離脱の時みたいに毎日 「離脱する」「離脱しない」などのデマに振り回されていた。その後の大統領選でも「トランプ勝つ」「トランプ負ける」のデマが 毎日流れて先物を乱高下させて遊ばれていた時と同じ様に。 次回の金融政策決定会合までは日経平均先物は投機筋のおもちゃにされる事はホボ間違いないのでデマニュースが流れたら逆張り が一番最善の策だと思う。