日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

2日連続5兆円越えの大商い

7月28日の日経平均は412円高の33,128円と大幅反発。売買代金は5兆1035億円と月末とは言え今日も想定よりも大商い。 またTOPIXに関しては6月の高値を超えての引け。

先週金曜日の大商いの下髭は大きかった。しかも本日TOPIXが高値を超えて売買代金が5兆円を超えたというのはかなり 大きい。明日以降も商いを伴って上昇すれば日経も高値を見に行く可能性は出てきたが逆に出来高の減少傾向が続けば 高値を目指すのは難しいだろう。先週までの出来高減で6月が今年の高値だろうと読んでいたが昨日今日の売買代金を見て 一旦考えをニュートラルに戻した。 ただし、完全に強気にはなれないのが海外勢の懐事情を表すキーエンスが本日決算とはいえ崩れた事がとても気がかり。 特にキーエンスは日経平均の先行指標となりやすいだけに要注意。

日銀の金融政策決定会合に関しては意見が大きく分かれていているがYCCは全く問題ではなくて日本独自の最大の問題は ETF処分問題であり日本株の大きなトレンドを決めるのはアメリカ市場。次回以降も日本のイベントは逆張りスタンスが最善の策。

また、本日ファーストテイリングが大引で日経平均構成比率11%を超えるとウェイトキャップに引っかかるので、引け前に 仕掛け的な売りが出るとは思っていたが大引で60万株の大商いの売りが出た。 需給イベントが過ぎた事で明日以降の8月相場は今月とは大きく流れが変わる可能性もあるので上も下も警戒したい所。

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