日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

売り方、総悲観

8月1日の日経平均は301円高の33,292円と大幅続伸。売買代金は4兆3076億円と昨日よりも少ないが大商い水準 TOPIXは2日連続で高値更新と全体的に強い相場。

空売り比率が37.9%と久方ぶりの低水準。直近では40%を下回ると相場の転換点に なる事が多かったが今回は売買代金が多い事が若干違う点。 また13時30分に発表されたトヨタの決算が通期見通しこそ据え置いたが第一四半期決算はコンセンサス予想を上回り ポジティブサプライズになり日経平均寄与度銘柄とは明暗が大きく分かれた。 ここまで差が出るとNT倍率14倍台を維持するのは流石に無理がある。 また裁定売り残は地の底を張り付く水準でうろついている。 もう、誰もが空売りに対して悲観になり売り方総悲観。
更に日銀、FOMCとリスクイベントを過ぎてからと言うもの不安材料が見当たらない。。。 不安材料がない事が最大の不安材料。。。

昨日より気にしている日経平均先行銘柄であるキーエンスは2日連続での大幅安。海外勢が確実に売っている。 また、アメリカの金利も4%台に迫っている点を見ても強気にはなれない。

年初から30%も上昇してきた日経平均が7月だけの短期間かつたった5%ほどの調整で果たして済むのだろうか?? 上値は限定的と読んでおくのが最善の策だろう。

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