株式
まだ楽観も悲観もする必要はない

8月3日の日経平均は548円安の32,159円と大幅続落。プライム全体でも9割以上が値下がりする全面安。 売買代金も4兆3391億円と連日大商い。
昨晩のNY市場はナスダック2.8%安、半導体指数SOX3.8%安とハイテク系こそ大幅下落したがダウの下げは1%未満と ほぼ想定内の下げだったが一夜明けた東証は買い戻しが入るどころか更に先物売りが出てきて全く想定と反対の動きになった。 これで本格下落の開始かと思うと6月の天井から2ヶ月も経っていないのでまだ少し早い気もする。 まだ乱高下相場の最中との考えは現時点では変わっていない。 震源地であるアメリカがさほど下がっていないのに日経平均だけ叩き売られるのも今まで異常な上げを行ってきたので当然と言えば当然だが。
本日、投資主体別売買動向が発表されて先週は海外勢は先物207億売り越し、現物738億買い越し、差し引き530億買い越しとホボフラットに近い状態。 金融政策決定会合で乱高下したが週間で500円弱の上げなので合点はいく数字。
投資主体売買動向を見ても今は日経平均先物の乱高下で海外勢が儲けているだけの相場なのでニュースや日経平均の値動きに右往左往せずにアメリカ株のチャートだけ見ていれば特に 楽観も悲観もする必要はないと思う。