株式
32500円SQ値攻防戦

8月9日の日経平均は172円安の32,204円と反落。 売買代金は3兆8471億円と4兆円弱の水準が日々続いている。
昨日、火曜日に日経平均は32500円水準まで戻したがそこから急速に値を消して高値から300円も下がったが、 SQ値を32500円以下にさせたい主体が先物を売って攻防してきた感はある。 ここ1週間以上、半導体の値嵩株が弱くTOPIX寄与度が高い三菱UFJなどは意外と底堅い推移が続いている。
問題はSQ明けの値動き。今週は金曜日が祝日と重なり、祝日明けどちらに動くか全く予測が立てられない。 水準も中途半端でエントリーもしづらくリスクを背負って入る水準では無いだろう。 一言で言えば、夏枯れ相場がまだしばらくは続きそう。
相場が夏枯れ化し出してきたのでネタがなくなってきたがあるとすれば本日は 空売り比率が40%割れに近い水準にも関わらず日経平均が下がったと言う事と 信用の買い残が3兆7000億円がやけに多くなってきた。 買い残が増える事は賛否両論あるが空売り比率を見ても売りが悪という風潮がものすごく感じられる様にはなってきた。