日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

6ヶ月ぶりの前回比SQ値マイナス

8月10日の日経平均は269円高の32,473円と反発。 売買代金は4兆1415億円とSQ日とあり、商いは盛り上がった。

SQ値は32,013円とギリギリ大台をキープして決まったが、 よくぞまあ毎回毎回綺麗に節目で決まるものと感心しますわ。これが株価操作じゃなくて何が株価操作になるのだろう?? 法的には株価指数の操作は認められてるのだろうか??
大した事ではないが前回のSQ値よりも今回のSQ値が下回ったのは6ヶ月ぶりと遂にコールの売り方もギブアップしてきた感はある。

売り方が今どれほど弱腰になっているかは今日の空売り比率を見てもわかる。SQ日はいろんな思惑が 交錯して空売り比率は大幅に増える傾向があるが今日は37.7%と大幅下落。 裁定売りの金額を見ても売り残は地の底に張り付き止まった心電図みたいな グラフをしている。完全に先物の売り方も白旗を上げ降参した。

仮に空売り比率の規制ありが30%を割る事があれば既存の売り方は退場者が続出で市場の新陳代謝が末期を迎える事になる。 空売り比率の規制なしはヘッジや裁定売りに絡んだ売買になるので東証から規制はかけられない取引になる。いわば相場観を持った投資家ではなく事務処理的な投資家の売買を 指すので相場の先行きを占うのに当たってはあまり参考にはならないが規制ありは相場観を持った値幅取り狙いの投資家の売買を指すので この比率が大幅に下がるというのはそれだけ空売りに対して悲観的になっているという事になる。 相場は買い方と売り方の思惑がぶつかり均衡が保たれてるからこそ現在の株価水準を維持できるのであって極端に一方が偏れば 大きい反動は必ず出てくる。 また、現在は32500円とレンジ相場であっても利益確定の売りを入れる水準でありこの水準での新規の買いは不利なので静観が一番 だろう。

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