日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

続く高値乱高下

本日の日経平均は186円高と前日比の騰落幅で見るとさほどではないが日中の値幅が500円以上、先物に関しては600円以上と高値乱高下で売買代金も3兆8000億円と大商い。高値圏での乱高下の大商いは相場の天井圏でよく発生する。
個別に関してもファストリはいつもの事だから割愛するが半導体関連のソシオネクストやアドバンテストが連日で高値更新。アドバンテストの株価はすでに今年に入り倍以上になっているが会社側の今期見通しは経常利益で4割近い減益見通し。流石にこの決算のままでは現在の株価を維持するのは無理があると思うので株価か業績が何らかの形で修正されると思う。

日経平均は短期的には上げ下げどちらにも分がある。
上げの分:34000円のコールの建玉が多いので権利行使価格に近づくにつれてコールを売っている主体がヘッジの先物買いを誘発して上げに弾みがつく。
下げの分:6月17日に5兆5000億円という歴史的大商いを行った後、乱高下が連日続き17日の出来高を一度も超えていない。

仮に明日以降に何か新しいネタが出て17日の商いに匹敵する売買代金を超えれば前者の可能性が、何もネタがなく出来高が萎んでくるようであれば後者を考えなくてはならない。
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