日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

終日ヘッジ売りの先物買い戻し

8月28日の日経平均は545円高の32,169円と大幅反発。金曜日の下げの8割以上を取り返す格好。 売買代金は2兆8936億円と全く出来高回復せず。また、金曜日10%近く下落したアドバンテストの戻りも極端に悪い。
金曜日のジャクソンホールでパウエルFRB議長はタカ派発言するという事は事前に相当織り込まれていたのと去年のトラウマから 先にヘッジが入っていた分もあってか金曜日のアメリカ市場は3指数揃って堅調だった事を好感して東京市場は売りヘッジの買い戻しから 終日堅調な展開だった。

本日は10時ごろから突如として日経平均先物に買いが入り上げ幅を拡大したわけだが、中国での株式売買印紙税の半減という ネタで上海総合指数が5%高という脅威の上げを演じた事につられて上がったと言われているが上海総合指数は寄り天で終わってみれば1%強の上昇に 留まる中、日経平均は終日堅調な中本当に上海が原因なのか?と思いたくなるが。。
考えられる原因は出来高が少ない中、新規の売りがない中、先物の買い戻しだけで相場を支えた。と考えるのが妥当だろう。
空売り比率を見ても8月28日は40.6%と異常に低い水準。
最近は、突然相場が強くなって終日ジリ高になってみたりかと思えば突然弱くなって終日ジリ安になってみたりと方向感に乏しい展開。
32000円を超えてきたのでまた戻り売りが出る水準にきたので、ここから上を買い上がるのは割の合わない勝負だろう。

最近日々注目しているTOPIX先物の売り越しが続きまくっているゴールドマンサックスだが、 本日の先物手口は243の売越しと11日連続の売越し。
8月14日 -1,669枚
8月15日 -2,750枚
8月16日 -2,198枚
8月17日 -3,479枚
8月18日 -3,876枚
8月21日 -1,009枚
8月22日 -680枚
8月23日 -2,148枚
8月24日 -3,876枚
8月25日 -1,860枚
8月28日 -243枚
合計売越し枚数 23,788枚 
概算金額ベース 5300億円ほど
売り越しに特に意味は無いだろうが、1金融機関がこれだけ毎日売り越しが続くと記録は取りたいところ。

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