日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

金利高へ向けてのポジショニング

8月29日の日経平均は56円高の32,226円と小幅続伸。TOPIXも小幅高で9日ぶりの陰線。 売買代金は2兆7805億円と月曜日よりも減少。東証プライム相場全体では値上がり銘柄数1221に対して値下がり銘柄数538と全体の7割弱が値上がり。

個別株に目を移してみると昨日大きく下落したインバウンド銘柄には買い戻しが入り、三菱UFJに関しては年初来高値更新。
逆に日経平均を牽引してきたアドバンテストは本日下落と値嵩株に売りが出てる格好。
特に気になっているのがキーエンスの株価。キーエンスは外国人銘柄で日経平均の先行性が高い銘柄だが6月5日に高値をつけてから右肩下がりの展開で 全くと言っていいほど反発をしていない。
今日だけの動きをみると素直に金利高へ向けてのポジショニングの流れとも見える。
日経平均に関しては32000円から33000円のレンジ相場かと思ってはいたが32000円よりも上は累積売買がたまっているので今ので出来高では厳しくなってきた。
決めうちはできないながらもこうなってしまったからには現状では32000円より上を買うのはリスクが高すぎる気がする。
最大の想定外は出来高が復活しなかった。という点です。

最近、毎日チェックを入れているゴールドマンサックスのTOPIX先物の手口だが本日12日ぶりに351枚の買い越しと売り越し連続記録が途切れた。 深い意味は無いが、気にはなっていたので記載はするが昨日今日と先物がやけに強かったのもゴールドマンの売りが止まったのも原因の1つだとは思う。 とは言っても、こう言った流れが続くと明日以降も売ってきそうな気がするが。。当サイトでは各証券会社の先物手口を期近で集計して日々公表しているが TOPIX先物の買いポジションを一番組んでいるのがゴールドマンサックスで概算値にはなるが現時点でも9万枚以上の大幅買い越し状態。金額ベースでも2兆円強と桁が違う。 顧客からのヘッジか自己売買部門かはわからないが今までの売りは一部のポジション整理が入っただけだと思うのであまり深くは考えないでおきたい。

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