日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

休むも相場

9月12日の日経平均は308円高の32,776円と4日ぶりの反発。
TOPIXは19.43ポイント高の2,379と小幅反発。
売買代金は3兆3837億円と月曜日よりも若干増えた格好。

朝方はアメリカ市場の上昇を追い風に高く始まったが、時間と共に値を消してマイナス一歩手前までいったが、そこから急にV時回復を見せて 後場は引けにかけて上げ幅拡大で終えた。
個別株では、IHI(石川島播磨重工業)や三菱重工業がコンドルマークで有名なプラットアンドホイットニー社のターボファンエンジンの冶金に欠陥が 見つかり数百機が回収となる事が業績への影響が大きと判断されてか大幅安。日経平均の午前中の下げ幅拡大は少なからずともこれらも影響していると思う。

日経平均は直近、方向感に乏しく値動きが読みずらい展開が続いており日経IV(ボラティリティ)は16.23と5月の上昇相場開始時まで下落してきている。
本日は注目しているキーエンスがやっと反発したが、アドバンテストは全く反発できずチャートは崩れたまま。こんな状況下で日経平均が32000円台後半を 維持できているのが凄いと思う。
秋相場は荒れると言われるが、利上げ、YCC修正、ETF、中国など問題が山積みの中、日経VIが低いままで秋相場を乗り越えられるとはとうてい思えないので、 下がったら簡単に戻すというゴールディロックス相場は近いうちに終わりを迎える可能性は十分にある。
相場が下げ相場に入るという事ではなくてVIが上昇し大きく荒れる可能性があると思っているだけであり本格的なトレンドが出るかは正直 現時点では予想ができない。
休むも相場というが今がその時でしょう。

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