日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

売り方、絶望通り越し無気力無関心へ

9月14日の日経平均は461円高の33,168円と大幅反発。
TOPIXは26.93ポイント高の2,405と大幅反発。
売買代金は3兆9484億円と大幅に増加。

アメリカCPIを発表後から日経平均先物が強くなり朝方もその流れを引き継ぎ終日右肩上がりの展開。 相場の中身を見てみるとファーストリテイリングが日経平均を100円以上押し上げ、その他半導体銘柄も全体に買い戻しの流れが入った。 今日の上げは、誰もが首を傾げるような上げてNYや為替、アジア市場も落ち着いた展開だったのに日本株だけが買われた展開。

投資主体別売買動向が発表されたが海外勢の動向は

現物 7625億円の売越し
先物 2693億円の買越し
現物先物合算 4932億円の売越し
海外勢は先週、結構な額の現物を売り越してきているが先物は逆に買い越してきている。
8月の半ばあたりから海外勢の大幅な現物売りが目立つがTOPIXは高値更新で日経平均は底堅いという海外勢の手口と株価指数の相関関係が 逆になっている。
一貫して買い越しが続いているのが事業法人なので空売りが少ない中、自社株買いが相場を底上げしていると考えるのが妥当だろう。
どちらにせよ海外勢の一方的な買い越し相場は終わっっているので順張りで買い上がるのはリスクが高すぎる。

また、直近の空売り比率をみても40前後、裁定売り残を見てもホボゼロに近い水準と売りポジションが 低体温症になってしまっている。いわば売り方が悲観を通り越して、絶望を通り越して、無気力無関心になってしまっった。
これだけ、一方的に偏ると相場は近いうちに大きい反動がくる可能性があるので高値を買い上がるのは流石にやめた方が良い。様子見継続という形でいきたい。

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