株式
NT倍率今年裁定

9月19日の日経平均は290円安の33,242円と反落。
TOPIXは3.11ポイント高の2,430と3日続伸。
売買代金は4兆1962億円と大商い。
月曜日は祝日ということもあってか月曜日に売買できなかった分と金曜日の大商いの余波が残ってか売買代金は4兆円を超す大商いとなったが 中身がすごいことになっていて、半導体関連株や日経平均寄与度が高い値嵩株が全滅状態でNT倍率は13.67と今年最低を更新。 特に下げが大きかったのが(8035)東京エレクトロンの5.23%安 、(6857)アドバンテストも4.03%と日経平均を扇動してきた銘柄が全滅状態。
空売り比率は日経平均が下落したにも関わらず39.6%と節目の40%を割り込んでおり近年では滅多に見られない現象が起きている。
流れは完全にNTショートに傾いている状況で、この流れは当分続くと思われるがNTが縮小するので日経平均加重平均EPSは下がってきており節目の2000に近づいてきている。
これは業績予想の下方修正が出てきたからではなくて(7203)トヨタと(8306)三菱UFJの株価が上がって日経平均寄与度が高い値嵩株が下がっているから起きている現象なので、今後NT下落の流れが続くようであれば指数ベースのEPSとの乖離が縮まる傾向は これからも続くと考えられます。