ETF買入れなし

本日の日経平均は32781円と483円安と朝から一度も反発らし反発も無く大幅続落。 商いも多く4兆4000億円。大幅安と言っても水準が33000円と水準が高いので下げ率からいったら1.45%なのでさほどではないが。
前引け時点でTOPIXが1%安を超えていたので日銀のETF買いが来るかと思っていたが予想のほかETF買入れはなしだった。 植田日銀の政策方針なのか?それとも日経平均が3万円を超える水準では買わないという元々あったルールなのだろうか?それは想像しかできないがまあ当然の選択だと思う。
相場の中身を見てみると昨日大幅安だった半導体関連は意外と下げも小さく東京エレクトロンに関してはプラスで引けている。 むしろ今日は昨日底堅かった商社株の下げがキツく流れが買いの循環物色から売りの循環物色みたいになってきている。 仮にその流れが続くのであれば月曜日以降は本日底堅かった半導体株に売りが出てきそうだが。。。
話は日経に戻すが昨日まで妙に底堅かった33000円台を大幅に下回ってしまった。 33000円台に定着していた期間が8営業日でその間の売買代金が30兆円を超えているので、とてつもないシコリ玉ができてしまった事は事実。 この玉をこなすには相当なエネルギーが必要という事。あと巷で話題の月末の年金のリバランス売りや7月はETF分配金捻出売りなど需給状況は結構悪い。 海外勢は現物こそ買い越しだが6月第2週の先物はしっかりと売りを入れている。 今週も日経平均はマイナスで引けてしまったので先物か現物かは大幅に売り越しだと思うが。 日経平均は25日線はタッチすると思うが25日線をタッチした後どうなるか全く現時点では予想が立てられない。
*相場の良い材料 円安
*相場の悪い材料 海外勢売り、ETF分配金売り、33000円以上に30兆円を越すシコリ玉