日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

タカ派のFOMC

9月21日の日経平均は452円安の32,571円と大幅に3日続落。
TOPIXは22.59ポイント安の2,383と続落。
売買代金は3兆7397億円と4兆円の大台割れ。

世界中が注目していたFOMCは金利こそ据え置いたもののパウエルFRB議長の講演でのタカ派色が強かったためかナスダックは 1.53%安とそこそこ大きい下げを見せた。
また、11月でのFOMCでの利上げ確率もFEDウォッチでは2023年9月21日時点で0.25%の利上げ確率が3割強と 現実味が出てきた確率になってきたのもハイテク株にとっては大きな逆風。
アメリカが景気が強くインフレが完全に収まらない原因は多数あるとは思うが、大きいのは株価の水準が高止まりしている事ががアメリカ経済の底堅さとインフレが根強い根本的な原因であると思っています。 経済と株価は鶏と卵に近い関係があると思っていて

経済が強いから株価が上がるのか??
株価が上がるから資産効果で経済が強くなるのか??

どちらが正しいかは分からないが、アメリカ株が歴史的に高い水準にあり続ける限りインフレとの戦いは終わらないと思う。


21日の日本株に関しては、ハイテク株は全滅状態で
(6506)安川電機

4.29%安

(6861)キーエンス
3.22%安

(6857)アドバンテスト
2.65%安


と日本を代表する値嵩株とハイテク株は全滅状態だが、その反対に
(8306)三菱UFJFG
1.31%高

(8316)三井住友FG
1.21%高

(8411)みずほFG
0.94%高


銀行株はホボ全面高になっている。
この大きな流れの差は、今年後半になってからよく見られる傾向になってきており完全に金利を意識した展開が続いている。
また、最近あまり目立たないマザーズ指数に至っては年初来安値更新。
NT倍率も年初来安値を更新しておりバリエーションが高い銘柄が本格的に売られ続けている展開が続いている。

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