7ヶ月ぶりの日銀ETF買い

10月4日の日経平均は711円安の30,526円と5日続落。
TOPIXは56.58ポイント安の2,218と7日続落
売買代金は4兆4588億円と大商いで売り買い交錯が続いた1日だった。
4日の東京市場は値下がり銘柄数が1690と昨日同様で東証プライムの9割近くが下落と全面安。マザーズ指数に至っては日々、年初来安値更新。 10月に入ってからというもの日々、大きな下げが続いており10月2日の高値からたった3営業日で2000円近く下落となっており日経平均は 今年の5月下旬以来、4ヶ月ぶりの水準まで下落。
本日は前引け時点でTOPIXが2%以上、下落した為、日銀がETFを2023年3月14日以来、約7ヶ月ぶりに701億円購入した。
13時30分ごろ急速に下げ幅を縮小する時間帯があったがETF買いが原因だったという事だろうか?
植田日銀の発動条件も黒田日銀同様で動いているというのは 今日の買入れて市場関係者の間では再度共通認識になった感はある。
個別株に目を向けてみると
値嵩株の代表格
(6920)レーザーテック 3.42%安
(6861)キーエンス 0.15%高
(6857)アドバンテスト 4.99%安
(8035)東京エレクトロン 3.08%安
(9983)ファーストリテイリング 1.94%安
バリュー株の代表格
(8306)三菱UFJFG 5.37%安
(8316)三井住友FG 3.70%安
(8411)みずほFG 4.45%安
(7203)トヨタ自動車 4.89%安
ハイテクグロースもバリュー株も今日は関係なしに全部売られたリスクオフ状態で円安メリットと言われたトヨタでも4%以上の下落で金利高メリット銘柄と言われている銀行株ですら 全面安状態。こんな中でも買い方にとって唯一の希望の光と言えばキーエンスがプラスなところだろうか。
5日騰落レシオが19.63と異常値まで下がっている所を見るとテクニカル的には大きなリバウンドは入っても全くおかしくはない状況。 流石に、5日連続で値下がり銘柄数が1000を超えるのは滅多に見られる現象ではないのでリバウンドはあると思うが、その後は正直な所どういう動きになるかは現段階では予想はしづらく その時の相場環境で判断するしかないので今の相場は無理はせず「明日も相場はある」という楽な気持ちで挑みたい。