日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

一時的な病み上がり??

10月5日の日経平均は548円高の31,075円と6日ぶりの反発。
TOPIXは44.87ポイント高の2,263と8日ぶりの反発
売買代金は3兆7403億円と昨日と比べて大幅減少。

東証プライムでは値上がり銘柄数が1725銘柄と全体の9割以上が上昇とホボ全面高で終日堅調な展開だった。
気になる点と言えば、商いが直近比較で少ない中での戻りなので正直今日の上昇が本格的な戻りのトリガーかと聞かれれば「疑問に思う」としか答えられない。
また、空売り比率も45.3%と多いとまでは言えないにしても売り方はしっかりと売りを入れてきている点もまだ今日の上げだけで安心するのは早い。

毎週木曜日なので 投資主体別売買動向が発表され注目の海外勢の動向は、

現物 776億円の売越し
先物 8140億円の売越し
現物先物合算 8916億円の売越し

先週は、日経平均が週間で600円ほど下落したのである程度の売越しになる事は想定していたが、海外勢の先物8000億円売りは想定以上に大きかった。
今週も木曜日の引け時点で週間で日経平均は800円ほど下落しているので金曜日に1000円高でもしない限り今週も海外勢は大幅に売越しに傾いていると想像がつく。

明日以降の相場見通しだがNY市場頼みである事は間違いなく10年債利回りは 既に2023年10月04日時点で4.74%と綺麗な右肩上がりの状態。これだけ債権利回りが上がり出すと株価にとっては相当なまでの重しになる事はホボ間違いないので 株式から債権への流れは当面は続きそうな展開だ。

コンテンツランキング
1位 日経平均 PER PBR EPS
2位 コンテナ運賃指数推移
3位 バルチック海運指数推移
4位 日本10年債利回り長期チャート
5位 東証プライム売買代金推移
6位 米国10年債利回り長期チャート
7位 S&P500 PER PBR E
8位 日経平均長期チャート
9位 日経平均移動平均乖離率推移
10位 裁定残推移金額ベース