株式
不安定な相場はまだ続く

10月10日の日経平均は751円高の31,746円と大幅反発。
TOPIXは48.11ポイント高の2,312と3日続伸
売買代金は3兆4982億円と日経平均が700円以上上昇した割には非常に少ない。
日本が連休中に中等リスクが勃発したがアメリカ市場ではFRBの高官が利上げに消極的な発言を行い利上げ気運が一気に後退。FEDウォッチでは11月のFOMCでの金利据え置きを 2023年10月10日時点で約90%織り込んだ格好。それを好感してか9日のNY市場ではダウが197ドル高と中等リスクは完全無視。
東京市場では朝方は300円高位から始まったので寄り天の可能性も考えていたが完全に逆で寄り安後、上げ幅を拡大し終日押し目らしい押し目を作らず終日堅調な1日だった。
東京市場は先週から毎日の様に全面高か全面安かの2極状態が続いている、いわば相場が不安定で先物の空中戦が繰り広げられているだけの展開が続いている状態。
また、本日の売買代金を見ても日経が700円高も演じた割には非常に少なくこの出来高では戻り売りをこなすのはなかなか厳しいと思うので今日みたいに吹いた日に買うのはリスクが高すぎる。とは言え、今日新規で買う人は少ないとは思うが。。。
また、日経平均が700円以上上昇したにも関わらず日経VIは3.03%も上昇。その点かからもオプション市場でコールを売っている主体が ヘッジの為に先物に買いを入れてヘッジ買いがヘッジ買いを呼び上げ幅を拡大していったと考えるのが妥当だろう。 相場はまだまだ不安定な状況なので今日の上げだけで底を打ったと決めうちせずに今月はまだまだ荒れる事が想定されるのでポジションは少なめでシートベルトをしっかり閉めて相場に挑みたい所。