株式
売買代金急減

本日の日経平均は82.73円安の32,698円81銭と3日続落で大引けを迎えた。 3日続落は今年の3月14のシリコンバレーバンクショック以来、約3ヶ月ぶり。 本日は朝方こそ乱高下があったが午前の中頃から急に値動きがなくなり終日ヨコヨコの展開だった。 とは言っても値幅は500円ほどありボラボラ相場だった事は間違いないが。 気になるのが売買代金が3兆20000億円と大幅に減ったという事。売りが止まったと取るか買いが止まったと取るかどちらとも言えるが、これだけ売買代金が急減すれば3万3000円台で出来た大きなシコリ玉は そう簡単には解消されないと思う。

6月26日時点での25日移動平均線は32210円と本日の終値よりも500円弱低い水準。 移動平均線待ち相場とも言えるが移動平均線を待っているような相場であれば逆に今までの勢いは無くなってしまったという裏返しにもなる。
新興市場に目を向けると相変わらずマザーズ指数は上がった分のほとんどを吐き出してしまっていて直近IPOなども悲惨な状況。 今回の上げは大型株(特に日経指数寄与度が高い銘柄)が上がる相場であって日経平均先物に関係ない銘柄は恩恵が受けられない銘柄が肌感覚で多いような気がする。