日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

やはり東京は先物に振り回される

10月13日の日経平均は178円安の32,315円と反落。
TOPIXは33.74ポイント安の2,308と反落
売買代金は3兆7676億円と昨日と同水準。

本日のSQ値は32,360.91円と節目の32,000円を大幅に超えての着地。1週間前に誰が予想できた数値だっただろうか。。
日経平均の下落は0.55%安と小幅だったがTOPIXは1.44%安と大幅に反落し値下がり銘柄数は1708銘柄と全面安で相当相場は酷い状況。
日経平均のみが底堅かった理由はファーストリテイリングが5.75%高を演じて日経平均を1銘柄で200円近く押し上げたのが 原因。
ファーストリテイリングがSQの前日の決算発表する時は必ずSQ前に不穏な動きをするのでファストリはSQ前日に決算発表するのはやめてもらいたいのが本音だが。。

今週は月曜日が祝日だった為に金曜日に投資主体別売買動向が発表された
注目の目の海外勢の動向は、

現物 5262億円の買越し
先物 7267億円の売越し
現物先物合算 2004億円の売越し

先週は日経平均は週間で900円以上、下落したので、その殆どが先物売りという事で説明がつくが今週は週間で1,300円以上、上昇したのでおそらく来週の木曜日に発表される 手口で現物は分からないが先物は海外勢は大幅買い越しになっていると想像がつく。SQ要因もあるが先物にふらされる2週間だった。。

10月の第二週はSQ要因だと思うが日経平均が異常なほどに強い週だった。NT倍率も14倍にまで戻ってしまい相場が正常化に向かっている中で、またしても先物主導で指数だけを吊り上げる相場に戻ってしまった感はある。
マザーズ指数はみるも無惨な姿になってしまって小型株をメインに売買している投資家かからしてみれば 全く違う世界の相場にいる感じだっただろう。これだけ現物との乖離が大きくなれば大きくなるほど相場には歪みが入り指数の反動は大きくなるので10月いっぱいは、まだまだ荒れると 思うので個別株も含めて手出しは無用相場だろう。

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