日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

再帰性理論

10月19日の日経平均は611円安の31,430円と大幅反落。
TOPIXは31.18ポイント安の2,264と大幅反落
売買代金は3兆1665億円と昨日よりも減少。

19日の東証プライムは8割弱が下げる展開で特に半導体銘柄の下げがキツく昨日、謎の上昇を演じたソシオネクストが6.47%安と 大幅下落。東京エレクトロンレーザーテックの下げも大きく半導体株が日経平均の下げを牽引した格好。

本日は木曜日なので投資主体別売買動向が発表された
注目の海外勢の動向は、

現物 4557億円の買越し
先物 4518億円の買越し
現物先物合算 9075億円の買越し

先物が4500億円も大幅買越しになっているが先週はSQ週でもあったのでSQ値を高くしたい主体がいたのか、コール売りのヘッジ買いで先物が大幅買越しになったか要因は分からないが 先週の不自然な急上昇は海外勢の先物の暴力的な買いが急上昇の主な原因だったことが分からる。
今週は火曜日引け時点で先週末時点よりも900円ほど日経平均が下落しているので金曜日に1,000円ほどの急上昇でも無い限りは海外勢は今週先物を大幅に売り越している事は想像がつく。
毎回、海外勢の仕手株日経平均先物であっち向いてホイ相場を繰り返されていたら東証が投機市場化するのは必然な流れで空売り天国とか株式市場は新興国並みとか揶揄されるのも 仕方がない。

アメリカ市場では10年債の利回りが4.9%と大台の5%まで、あと0.1%までに迫った。
しかし、株式市場というのは不思議なもので見て見ぬふりをする傾向があり半導体株価指数SOXは2023年10月19日終値時点で最高値4027ポイントから たったの15%しか下落していない。織り込み済みと取るか市場のバイアスが間違った方向に走りジョージ・ソロスの再帰性理論になるかは分からない。

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