日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

中途半端な戻しは悪材料

10月23日の日経平均は259.81円安の30,999円と3日続落。
TOPIXは16.84ポイント安の2,238と3日続落
売買代金は2兆8792億円と大幅減少。

本日は金曜日のNY市場が3市場揃ってマイナスになった事を引き継いで朝方安く始まったが(それでも金曜日の夜間先物の引けよりも100円ほどギャップアップ)
寄り付き後は下げ幅を縮小して一時変わらず付近まで浮上したが後場に失速、TOPIXは安値引け。日経平均も30,999円と狙ったかの様に1円違いで31,000円の大台割れ。
マザーズ指数に至っては毎日年初来安値更新。個人投資家の懐事情は相当悪化している事が想定できる。
最近は、指数が中途半端に戻すを何回も繰り返しており中途半端な水準で出来高も少ない中、中途半端に戻すから相場がいつまで経っても底を打たない展開が続いている。

個別株に至っては外国人投資家銘柄のキーエンスが10月4日の安値を割り込み、1月6日年初来安値49,970円 に迫りつつある。マザーズ指数や小型株指数が個人投資家のマインドならばキーエンスは海外投資家のマインドと考えても遠からずとも当たらずといった感じだろうか。

日経VIは年初来高値を更新してきており、最後のクライマックスで出来高を伴い大商いの下げで整理がついて底を打つか、また今までと同じ様に日経が中途半端に戻し VIが下がり同じレンジに戻すを繰り返すかの瀬戸際にきている。

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