株式
海外勢の先物のお遊び

10月24日の日経平均は62円高の31,062円と4日ぶりの反発。
TOPIXは1.92ポイント高の2,240と日経平均と同じく4日ぶりの反発
売買代金は3兆7241億円と昨日よりも1兆円近くの急上昇。
昨晩のNY市場で3指数が高安まちまちだった事で若干方向感に乏しい展開かと思いきや朝の寄り付きが夜間の終値よりも100円ほどギャップアップでのスタート。
その後、高値から660円も先物が急落したかと思ったら後場に入り急速に戻して31,150円で終了。
完全に先物で遊んでますね。
先物手口を見たら売買上位2社はいつもの顔ぶれのアムロとソジェン。
日中取引 (2023年10月24日)
ANBアムロ
225ラージ売買総数 50,446枚
225ミニ 売買総数 670,259枚
TOPIX 売買総数 62,576枚
ソジェン
225ラージ売買総数 31,265枚
225ミニ 売買総数 330,906枚
TOPIX 売買総数 32,682枚
両者とも昨日23日の売買枚数の倍の枚数を225とTOPIX共に売買しており、この2社の先物のお遊びで東京市場は大混乱。
個別株では決算発表で通期見通しを据え置いたニデックが10%を超える下落を演じた他、
ファストリやソフトバンクなどが高く半導体関連株は高安まちまちの展開。
今日の相場の動きは正直、良い形とはまだ言えない。前場の下げを引き継いで、後場更に出来高を伴って下げれば追証の投げが出て整理が付き、明日または明後日位には底を打って新たな相場展開を 期待していたが逆張りの買いで中途半端に戻すから、いつまで経っても整理がつかない。
今月はまだ今日の様な予測不能なメチャクチャな動きが続きそうなので逆張りの買いは、まだ見送りたい所。