株式
売買代金が少ないとセリクラは来ない

10月26日の日経平均は668円安の30,601円と大幅反落。
TOPIXは30.15ポイント安の2,224.25と大幅続落。
売買代金は3兆2880億円と昨日とほぼ変わらずの水準。
昨晩のNY市場でSOX指数が4.13%安と2022年12月22日ぶりの大きさで寄り付き時点で31,000の節目を割り込んだギャップダウンでスタート。
その後も戻しらしい戻しもなく終日軟調な1日だった。
しかし、ナスダックやSOX指数と比べると下げは限定的で一昔の日経平均なら3%〜5%は下がっていただろうが、最近の日経平均はNY市場に耐久性がついたのだろうか?
また、空売り比率も48.1%と2023年10月04日以来の高水準で売り方は勝負をかけてきた感はある。
本日は木曜日なので投資主体別売買動向が発表された
注目の海外勢の動向は、
現物 766億円の売越し
先物 2036億円の売越し
現物先物合算 2802億円の売越し
先週は週間で日経平均が1,000円ほど下げたので海外勢は大幅売越かと思いきや、非常にフラットに近い状態の結果だった。
非常に気になっているのが売買代金で日経平均が600円強も下げたにも関わらず、3兆2880億円と非常に少なく昨晩のNY市場を朝方確認した時には4兆円クラスの大商いになると 思ってはいたが想定以上に少なかった。空売り比率が高いことからも新規のショートと押し目買いらしい押し目が入らず下げを主導した感はある
良い様に取れば売りが止まったと言えるが悪い様に取れば、まだセーリングクライマックスが来ていないとも取れる。