日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

底堅い3年間

10月27日の日経平均は389円高の30,991円と反発。
TOPIXは30.40ポイント安の2,254と反発。
売買代金は3兆5383億円と昨日より若干増えた程度。

昨晩のNY市場で3指数揃ってマイナスで引けたことで、本日の日経平均は昨日同様の軟調な展開も予想していたが最近よく見られる謎の強さで夜間先物終値よりも200円ほど上昇した後、 上げ幅拡大と終日堅調だった。
理由をつけるのであればAmazonとインテルの決算が市場予想を上回ったというい事で時間外にナスダック指数が上昇していた事が要因とされているが、昨日売っていた主体が 「思ったほどNY市場が下がらなかったから買い戻した」だろうか??
ただ、昨日のナスダックの下げで、 NYダウ S&P500, ナスダック, SOX,全ての指数が200日線を割り込んでしまった。テクニカルの形は非常に悪い。

本日見られた日経平均の謎の強さだが、昨日の相場観でも買いたが最近の東京市場は異常なほどに下げ率が小さい。
コロナショック以降、頻繁に発生する様になったが2023年は更に凄く、
2023年10月27日時点の下落率ランキングを確認してみると
2023年は3%以上の下落は1回も無し
2022年は4%以上の下落は1回も無し
2021年も4%以上の下落は1回も無し
コロナショック以降、不自然に底堅いのは肌感覚だけではなく実際に底堅いという事です。
最後に3%以上、下落した事がない年は2017年以来。
下げ幅が小さい事は決して良い事ばかりではなく、相場に突っ込みが無いと言う事なので投げが発生しないと言う事の裏返しとも言える。
2021年と2022年は相場に暴落らしい暴落がなかったから、2年間も同じレンジを右往左往しているだけの相場が続いてしまった。 という事の裏返しとも言える。
今年も同じ事を繰り返していたら、また2021年と2022年相場のデジャビュが起きて高値を抜けて4万円を目指すのは2025年の冬になってしまう。

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