株式
KY日銀

10月30日の日経平均は294円安の30,696円と反落。
TOPIXは23.41ポイント安の2,231と反落。
売買代金は5兆6674億円とTOPIXのリバランスで大幅に上昇。
本日は金曜日の夜間先物終値から70円ほどのギャップアップで先物がスタートして、その後は安値圏で行ったり来たりの相場展開だった。
また、空売り比率は54.3%と高水準だったが、これもTOPIXリバランスに絡んだ物と思われるので本日の売買代金と 空売り比率はあまり参考にはならないです。
個別株では下方修正があったオムロンが15%を超える下落。
小松製作所は市場予想に届かなかったか7%以上の下落
逆に売られ過ぎた反動かキーエンスは8%以上の上昇
肝心の日経平均は10月4日の安値こそ割らなかった物の10月24日の下髭は一時的とはいえ割り込んでしまったので、本日の値動きを見ていれば底堅いがまだ強気にはなれないです。
明日は金融政策決定会合でコンセンサス予想は現状維持だが過去に日銀は何回も何回も市場と対話をせずに奇襲で政策変更を繰り返してきたので市場関係者は疑心暗鬼になっているのが現状。
2014年10月 予告なしに追加金融緩和で年間国債買い入れ80兆円へ
2016年1月 予告なしにマイナス金利導入
2016年7月 予告なしにETF買入れ倍増で年6兆円へ
2016年9月 予告なしにYCC導入
2022年12月 予告なしにYCCの上限0.25引上げ
日銀には、そろそろ市場の空気を読める様になってもらいたいものです。