日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

毎週風向きが大きく変わる

11月2日の日経平均は348円高の31,949円と大幅続伸。
TOPIXは11.71ポイント高の2,322と続伸。
売買代金は4兆5738億円と大商い。

2日の東京市場は、前日に700円以上、上がった余韻か、朝方から32,000円を回復してその後も終日堅調な展開。
ここ最近の相場は、数日で極端に風向きが変わって突然強い相場になったり突然弱い相場になったりと全くもって方向感が定まらない展開。
空売り比率を見ても極端に乱高下している事からも売り方が「売っては踏まされ、売っては踏まされ」の繰り返しの展開。
裁定売りを見ても全く膨れていない事から、先物の売りは貯まらず売り方が売ってもすぐに弱腰になって直ぐに買い戻すの繰り返しが続いています。
日経レバも以前の様に売り残が貯まらず最近は買い長が多い状況。
値動きも酷い物で毎回2000円下がっては2000円急上昇してはの繰り返しでまともに投資などできない市場になってしまった。 今の相場をまとめてみると
マザーズ指数、グロース指数は下げ相場
NY市場は、どちらかと言えば下げ相場
日経平均は、どちらとも言えない
と言った展開でしょうか。
また、10月の日経平均は今年最大の下げ幅だったが、下がった幅が1,000円で率にすれば3%程の下げだった。3%の下げで今年最大の月間下落と言われても頭を傾げる投資家は多いのでは ないだろうか。

32,000円以上は夏場に買った投資家の戻り売りが控えているので簡単に上昇はできないと思いますが、鍵を握るアメリカ市場は最近気にしていなかった逆イールド が、マイナス圏からプラス圏に浮上しそうな勢いまで戻してきました。市場は利下げはないとの読み筋を立ててきた様でFEDウォッチを見ても2023年12月14日のFOMCでの利下げ 確率は0%と現時点では織り込んでいます。アメリカは急激に金利を0%から%5.5%まで上昇させて本当にリセッションしないのだろうか?
また、アメリカ株の割高さも結構指摘されているが市場は全く意識していないが本当に大丈夫なのだろうか?

日経平均は3日連続で大幅高を繰り返したが先月の月初も似た様な現象が起きて3日連続で急騰撃を演じた後は全ての力を使い切って月末まで力のない相場が続いたが来週以降 NY市場が安定して売買代金が4兆円以上継続して戻り待ちの売りを全て吸収できれば上昇トレンドに回帰できるがNYが崩れたり売買代金が細ったら、また先月と同じことを繰り返してしまうので そんなリスクを背負ってまで高い所で買うメリットは今の市場ではないです。

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