日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

異様に膨らんでいる売買代金

11月7日の日経平均は105円安の32,166円と続落。
TOPIXは26.96ポイント安の2,305と続落。
売買代金は4兆8165億円と昨日よりも多く大商い。

昨晩のNY市場が3指数揃って続伸した事を手掛かり材料に日経平均は朝方200円以上の上昇だったが寄り付き後は終日右肩下がりの展開でした。
全体を見渡しても値下がり銘柄数が1227と過半数が値下銘柄を占めていて日経平均こそ0.3%の下げで済んだがTOPIXに関しては1%を超える下落を演じており、いつもながらこのギャップはファーストリテイリングが日経平均を40円以上押し上げた事が主な要因な一日でした。
その他、個別でもコンテナ船運賃の下落が止まらず、川崎汽船が3日で16%以上の下落。

特に注意をしているのが直近の売買代金の極端な多さ。
10月30日(この日はTOPIXのリバランスの特殊要因)から4兆円後半から5兆円の大商いの日々が続いており、決算発表が絡んだ売買も多いとは思うのですがそれでも多い。
アメリカ株のチャートを見ても先週前半までは主要3指数全てが200日線を割り込みチャート形状が非常に悪くなっていたのに1週間後には3指数全てが200日線を上回り、 チャート形状が一気に改善。
こう言ったチャートは日経平均の必殺技であって日経平均がやるのなら分かるがアメリカ市場でやるとは。。。
これだけチャートの騙しが連発すると、逆にチャート形状が改善しても騙しではないかと疑ってしまうので、今の相場はテクニカルは教科書通りには いかない相場という事みたいです。

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