株式
指数決算の明暗が鮮明化

11月17日の日経平均は160円高の33,585円と小幅反発。
TOPIXは22.43ポイント高の2,391.05と小幅反発。
売買代金は3兆7492億円と大商い。
昨晩のNY市場は3指数が高安まちまちだった事から寄り付き後を安値に終日右肩上がりの展開。
特に大きな材料がなかった中、押し目での買いが入り1日を通して堅調な展開だった。
今週で決算が出揃ってTOPIX主力大型株の上方修正が目立ったわけだが、日経平均銘柄は全くもっての期待外れの結果でした。
日経平均銘柄とTOPIX銘柄とでの業績の乖離が大きい為に日経平均とTOPIXは全く別銘柄と言わざるを得ない業績でした。
トヨタなどのTOPIXを構成する円安メリット株は上方修正が目立ち、半導体株やソフトバンクGなどの日経平均を構成する銘柄は赤字か大幅減益見通し。
日経平均のEPSは加重平均はNT倍率が急上昇したので上昇して見えるが、日経平均の業績を示す指数ベースは 全く持って上がっていないです。
現場を踏まえると、日経平均が高すぎるのかTOPIXが安すぎるのかはわかりませんがNT倍率は高すぎます。