株式
年中逆イールド

12月4日の日経平均は200円安の33,231円と続落。
TOPIXは19.87ポイント安の2,362.65と続落。
売買代金は3兆3211億円。
金曜日のNY市場では、3指数揃って上昇した流れだったが日経平均は終日軟調な展開だった。
理由としてあげられるのが円高にふれた事が原因だが金先物が朝方ストップロスを巻き込んだ上昇を演じた事もあり何らかのポジションの巻き戻しが金融市場全体に 入り出した可能性も考えられます。
12月相場は歴史的にも比較的パフォーマンスが高い相場ですが、例年通り 日経平均が掉尾の一振を演じれるかはNY次第といったところでしょうか。
今年のマーケットはアメリカ市場を含めて大きく崩れる事もなく比較的堅調な相場展開でしたが 逆イールドが今年は1度も解消される事がなく年中逆ザヤ状態だったのが過去に類を見ない長で 逆イールドがこれほどまでに長く推移したのは想定外でした。。
逆イールドが長引いたから景気後退が先送りされたのか、先送りされると見越して逆イールドが長引いたのかは鶏と卵の関係になってしまいますが、年中逆イールドが続くという事が 株式市場にとって来年プラスなのかマイナスなのかが過去に例がないから全く分からず、このまま続けば来年も相場の予想が非常に難しい展開になりそうです。