日経平均と世界の株価
日経平均と世界の株価

天底荒れる

12月7日の日経平均は587円安の32,858円と大幅反落。
TOPIXは27.29ポイント高の2,359.91と大幅反落。
売買代金は3兆7010億円と昨日よりも若干増えた格好。

朝方は300円安ほどで寄り付いた後は、ホボ寄り天でその後10時過ぎ辺りから下げ幅を拡大し終日軟調な展開だった。 本日は昨日の真逆の動きで相場は毎回これの繰り返しで歴史的天井圏で大荒れ状態。
昔から相場では天底荒れると言われ天井と底では急騰したり急落したりを繰り返して大きなトレンドの変化が現れる前兆と言われている。
直近では2016年の大統領選やブレグジット問題、ドイツ銀行課徴金問題の時も相場は15000円から17000円で毎日のように大荒れをしていたのは記憶に新しい。
その時言われていたのが、
*トランプが大統領になったら1ドル90円になる
*ドイツ銀行破綻したらリーマンショックの比じゃなく日経平均は1万円を割る
このように毎日騒がれ、信用の需給は

*裁定残の売り残と買い残りが逆転
*日経レバの信用倍率0.5倍で毎日逆日歩発生

結局15000円が底でトランプラリー開始で今日までに至った。

今の相場を振り返れば
*37000円との決め打ち発言がチラホラ
*裁定売りがホボゼロの状態が4か月以上も続いている
*売り方は総悲観を通り越し絶望を通り越し無気力を通り越し、無関心へ

加重平均のEPSを取り上げて日経平均が割安というのは大間違いでTOPIXが上昇せず毎日、日経平均だけが上昇していれば加重平均のEPSは永遠に上がるんです。
日経平均はいくら上昇しても業績が下方修正でもTOPIXが上がらなければ日経平均は永遠に割安をキープできる。

前回も指摘した通り、鉛筆ナメナメな指数EPSを適正な投資指標として使用したい場合はNT倍率にウェイトキャップをかけて9倍から11倍のレンジで上限下限をつければ 日経平均が上がって本当に日本株が買われているかが分かるし業績の信憑性も保てる。
昔から使われてきた指標なので、大丈夫と言われるかもしれないが昔はNT倍率は10倍から11倍だったという事を考えていただきたい。

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